会社のホームページは明確に目的を設定されて、その目的を達成していますか?
なんとなく、周りの会社でもホームページを作っているから、補助金が出るからと、安易にホームページ制作会社へ丸投げして作ってもらったものではありませんか?
会社を経営するには、ホームページは絶対に必要なものだと思っています。
別にキレイな写真が沢山掲載されているおしゃれなホームページが良いと言っているのではありません。
- 会社を経営していく上で、自分たちの会社はどのような役割を担っていて、どんなことを実現しようとしているのか。
- この会社の存在する意義はなんなのか?
- どんな人たちに会社を知ってもらいたいのか?
会社を経営するためには、この辺のところをしっかりと考えた上で、顧客にアピールする必要があると考えています。
これらを考えていくと、必然的にホームページを自分で企画して、作りたいと思うはずです。
深く考えれば考えるほど、ホームページ制作会社への注文が多くなり、それを伝えて作ってもらうなら自分で作った方が早いと考えるからです。
ですから、自社のホームページは自分たちで作ることをおすすめしています。
以下では、そのおすすめしている理由について、さらに詳しく説明していきます。
どんな会社でもアピールする必要のある相手を明確にする
一定の取引先としか取引しないのでホームページは必要ないという会社もありますが、本当にそうでしょうか。
例えば、手作りの傘を作ったり、生地を作るメーカーさんでも、ホームページは必要ないのでしょうか。
私たちは必要であると考えています。
資金繰りや設備の増強をする場合に、金融機関から融資を受ける必要があります。
審査部としては、知らない会社にお金をかせるか審査する場合には、当然ホームページを検索します。
会社で人材を募集する場合にも、応募しようとする人は、まずホームページを探すはずです。
もちろん、新しい取引先があれば、ホームページをじっくりと眺めるはずです。
このように考えて行き、誰へ向けたホームページを作りたいのかを明確にして行きましょう。
例えばシンクトラストのサイトがアピールしたい相手
うちの会社はメディア運営と不動産賃貸業が事業の柱となっています。
中古アパートの賃貸経営にとって、会社のホームページなど関係ないと思われるかもしれませんが、いろいろなステークホルダーにアピールする必要があるんです。
自分たちの会社にはホームページは重要でないと考えている人は、以下を読み進めて、自社の業務内容と比べてみてください。
広告主にみてもらいたい
メディアに広告を掲載する企業は、当然運営する会社のホームページを見て、信頼がおける運営会社なのか判断します。
運営するメディアの訪問者にみてもらいたい
私たちが運営するメディアに訪れたユーザーは、運営している人が誰なのかを知りたがります。
どんなにまともな記事が書いてあっても、実態があるのかどうかさえわからない会社が運営するメディアでは信頼してくれません。
金融機関の融資担当者にみてもらいたい
賃貸経営用のアパートを購入する場合に金融機関へ融資の申し込みをします。
新規で申し込んだ場合には、必ずホームページをチェックされます。
窓口の担当者はもちろん、本社の審査部の人もホームページを見て、信頼できる会社かどうかを審査します。
不動産仲介業者の担当者にみてもらいたい
中古のアパートは競争が激しくなっています。
不動産の仲介担当者は、確実に買えそうな人をえこひいきします。
名刺交換すると、だいたいホームページをチェックして、購入に値する会社であるかを判断しています。
賃貸不動産の入居希望者にみてもらいたい
シンクトラストが賃貸経営するアパートの入居希望者は、たまにホームページを見つけて連絡があります。
自社で直接入居者を募集するために、ジモティーやウチコミに掲載されている会社名を検索して、連絡をしてくるようです。
今の時代ホームページがあっても信用してくれない
5年くらい前までは、ホームページ制作会社が作った、ちょっとデザインの良いホームページがあれば信用されました。
今は違います。
作りっぱなしで、放置されているホームページは、現在も会社が運営されているかさえも疑われてしまいす。
また、会社名を検索した時に、2ページ目以降に出てくる場合も良くない状態です。
まともに運営ができていない会社と判断されてしまいます。
会社として、ホームページで自分たちのアピールを発信し続けて、日々の更新を続けていれば、会社名で大きく検索順位が落ちることはありません。
それを顧客も読み取っています。
作りっぱなしのホームページはあっても意味がないのではないでしょうか。
自分たちで会社のホームページを作るとは?
なんの知識もないのに、いきなりホームページを全部自分たちで作りましょうと言っているわけではありません。
自分たちで考え、企画した内容であれば良いのです。
会社のパンフレットを作るようなイメージで、各ページを企画します。
ホームページ制作会社に相談しても、記事の構成や内容は全部自分たちで考えるようにすれば、自分たちで企画したことになります。
まずは、誰に対して、どのようなアピールをするためのホームページなのかを明確にしましょう。
自分でブログを作れる場合は、ちょっと勉強すればワードプレスというブログシステムを使えば楽に作れます。
自分で勉強しながら、ワードプレスでブログを制作することを1番におすすめします。
ちょうど今見ていただいているシンクトラストのホームページが、そのように作られています。
キレイな写真やデザインよりも先に、日々自分たちの考え方やアピールできる部分を発信できることが重要です。
それには、会社について常に考え続ける姿勢も必要になります。
小手先だけで充実した会社のホームページは作れなくなってしまいました。
ただ、それだけ会社のことを考えて、手間をかけるだけの価値は十分にあると思います。
ぜひ取り組んでみることをおすすめします。
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